首都の物乞い 2019.09.08(日)
日曜日も、昨日に引き続き教育分野の隊員による会。
まずは隊員隊員2人による活動報告。
1人は同じパソコンの隊員。
赴任当初はパソコンできるから助手扱いされたり、マウス盗まれたりで大変だったらしい。
そう思うと、オレはスムーズに活動入れたんやなー。
先輩は厳しく、遅刻したらテスト受けさせない・本気でやるってことを心がけてたらしい。
んー、オレはのらりくらり行き過ぎやろか?
続いて、各隊員の資料共有。
自分は
をお見せ。
すると、入力ゲームに興味を持った隊員が数名。
共有のGoogle ドライブに上がってたけど、知らなかったんやろなー。
ゲームは単純で、画面に表示されたポルトガル語単語を入力するだけ。
スペース入力は必要だけど、大文字やアクセントは不要なので、初心者でも楽しみやすい。
これ使ってくれる隊員いたら嬉しいなー(*´-`)
他の隊員の資料。
課外授業で日本語クラブをやってるらしいく、平仮名を書く練習シート。
柔道の技の説明。
そのあとはワークショップ。
モザンビークでは文房具(特に定規や消しゴム等)が不足しやすい。
ってことで、美術の先輩による定規作り。
紙に定規の写真を印刷してラミネート。
あとはそれを切れば、定規が作れるって算段。
今回は既にラミネートされたものをカット。
途中うっかり手も軽くカットしてまった( ;´・ω・`)
付属小学校にあげてみよかなー?
8人で昼食。
昼食を終え店を出ると、物乞いの男がこちらに話しかけてきた。
「ヘイ、ボス。助けてくれ。パンが欲しい。金が欲しい。」
まぁ、金欲しい・パン欲しいとか言いつつ、運良く何か貰えたらラッキーって輩はよく会う。
ナマーシャでもたまーーに会う。
先週はピエロの格好で100Mt恵んでくれって輩もいたし(^_^;)
まぁそんなポイポイあげるつもりは無いので、基本的に皆無視。
大半の物乞いはこれですんなり引き下がる。
しかし、1人の隊員が話しながら断ったせいなのか、こいつが諦め悪いのか。
いつまで経ってもついてくる。
数分歩いても諦めないので、隊員に無視して行こうと促す。
でもこの隊員も頭に来たのか更正させようとしてるのか、話しが終わらない。
あまりにも相手がしつこいので、一言Noと言って歩き出すも、それでもついてくる。
しつこい(-_-#)
他の隊員も来るな・働け・あっち行けと言うも、全く諦めない物乞い。
モザンビークの物乞い(あと道端の物売り)はあっさりしてるらしい。
他のアフリカならこれくらいしつこいんやろなー。他の国の隊員大変やわ( ;´・ω・`)
このまま歩くと隊員の家がバレるので、回り道をすることに。
すると、たまたまゴミ箱を漁ってるホームレスたちに遭遇し、こいつらまで物乞いをしてきやがった。
あまりのしつこさに思わず
Não!!!!!!!!!!!!!!!
と大声で叫んでまった。
それでも尚折れない物乞い共。
絶対に折れん。
これで物やってたらコイツらがまた楽するだけだし、自分たち以外の外国人も同じことをされる。
全員無視して歩くもついてくる物乞い。
すると、たまたま近くにいたヨーロッパっぽい男性が、10Mtを1人に渡した。
すると、それで物乞いはついて来なくなった。
なんかなー?
助け合いって大事だけどさー、甘やかしとの境界線ってなんなんやろ?
まぁ、今日の物乞いは服装はホームレスみたいなのじゃなかったし、何よりスマホを持ってた。
こんな奴が物乞うのはただのサボりなので、この対応でいいかな。
さて、気を取り直して午後もワークショップ。
水に浸して細かくちぎった紙に、炭のカスを加えて揉みこむ。
それを球体状に丸めて、水を絞って乾かす。
すると、この玉が炭の代用になるらしい。
続いて、砂地をならすトンボ作り。
板をネジでくっつけ、L字盤で固定。
みんなで2つ作成。
サッカー教えてる先輩が持って帰る予定だったけど、タクシーに詰め込めず後日運び直しに(笑)
最後にドリンクのパックを使った椅子作り。
数学隊員による展開図→組み立てに従い作成。
空間図形苦手やわー( ゚Å゚;)
本数が足りなかったので子どもサイズの椅子が完成。
試しに数人座ったけど、なんとか壊れなかった!
夜は数人でタイ料理屋へ。
デートと遊びに行く の違いは何かというディスカッションに。
こんなんポルトガル語では出来んなー(笑)
こんな感じで2日間の分科会は終了。
みんな工夫を凝らして、何か教材を作って活用してる。
自分もパソコンだけじゃなくて、紙を使って何か生み出せたらいいなー。