モザンビーク 青年海外協力隊 PCインストラクター

青年海外協力隊として、モザンビークのナマーシャという村で活動してます!職種はPCインストラクターで、将来の小学校教諭に指導してます。 29歳名古屋出身の男です。 日々の出来事を書いていくので、アフリカのことを知りたい方は是非ご覧ください(^^)

涙の受験生 2020.01.07(火)

今日はウチの教員養成校の入試当日。

110人の募集に、1350人が応募・倍率12倍という厳しい競争の世界。

 

8時~10時はポルトガル語、11時~13時に数学の試験。

 

会場は当校の他に近隣の小中学校も使われる。

 

 

 

てことで朝6時に起きて、7時前には学校へ。

 


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学内には沢山の受験生たち。

教室の見回りしてる同僚がいたので、着いて行くことに。

 

 



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1教室には30人。

全部で45教室なので、1教室あたり2人しか合格しないのかー。

 

 

試験監督が来るまで、中に入ったり荷物置くのは禁止らしく、かなり口うるさく周ってる。

 

特にスマホは絶対に教室内に持ち込まないよう、かなり注意してる。

・・・・でも、カバンにしまってその後何処に置くんやろ?聞き間違いやろか?

 

 

中には教室の場所が分からないという受験生も。

しかしこの同僚も把握してないらしく、「探せ!」の一点張り。

 

 

日本みたいに紙で案内とかしてないから、受験生も教室内見つけるだけで大変やわ( ;´・ω・`)

 

 

7時には他校の先生たちも集まり、各教室の試験監督に問題用紙や解答用紙が渡される。

 

 

 

すると、1人の同僚に受験生リストを見せてほしいと言われた。

 

 

どうも、とある受験生が自分の名前が見当たらず困っているらしい。

しかし、リストを検索してもその受験生の名前は見つからない。

 

とりあえず受付へということに。

 

 

 

 

受験生リストは土曜日から貼り出されていて、それを見て受験会場を把握しておからなければならない。

 

他にも、試験開始ギリギリになって教室が見つからないと困っていて、実は他の学校だったという生徒も数名いた。

 

 

こういうトラブルを無くすためにも、試験前日に参加必須の集会を設けてるんやろなー。

これのせいで宿泊大変やけど。

 

 

 

 

続いて試験監督の名札が足りないと言うので、モノクロで印刷してお渡し。

 

こちらの仕事は一段落したので、カウンターパートの元へ。

 

 

 

すると色々バタついてる模様。

 

 

 

・校長と連絡がつかない。サインが必要な書類があるらしい。

・別会場の試験監督が足りない。連絡が届いてないのか、寝坊が恐らく原因。ウチの予備待機の先生たちが急遽向かうことに。

 

 

 

さて、先ほどの生徒はどうしていいか分からず、泣きながらカウンターパートと校長を待ってる。

 

 

 

他の先生たちと校長が出した結論は、

 

「事前にリストは掲出してあったのに、それを確認する義務を怠ったんだ。受験はさせられない。」

 

 

 

呆然と立ち尽くし、ただ泣くことしかできない受験生の女の子。

 

 

 

 

 

うーーーーーん

なんかなーーーー( ;´・ω・`)

 

 

まぁ確認してない自分が悪いのは当然。

でも、何で名前無かったんだろ?

 

 

 

ちなみに、他にも名前が無いという受験生がいたっぽい。

その受験生は総務部長が申込書を確認して、何か対応してた。

 

その頃には試験始まってたけど、どうなったんだろ・・・・?

 

 

 

試験が始まったので、試験監督ではない自分はPCルームへ。

2階から外を眺めてたら、さっき受験を認められなかった女の子がいる。

 

 

出口へと向かったが、すぐ近くの受験生リストを見に行ったらしい。

 

まぁ・・・・とりあえずもう一度見るよね・・・・。

でもやはり名前は無かったらしく、寮の前で座って、どうやら誰かに電話してるらしい。

 

 

 

 

受験も成績条件(内申点20点満点中、12以上)あるし、他の受験生同様申込書類も確認した上でダメだったのかなー?

 

 

受験生の責任であることは間違いないけど、なんか悲しいわ。

 

 

 

試験中カウンターパートから仕事頼まれたけど、数分で終わる内容だったので、あとは自分の仕事。

 

 

活動も残り半年になったので、JICAの4号報告書を作成。

そのために、後期にとった生徒アンケートを翻訳してみた。

 

 

すると大半はポジティブなコメント(我慢強く教えてくれた、笑いのユーモアあった、分かりやすい説明だった)。

 

でも中には

  • ポルトガル語の発音直すべき
  • 話すのが速くてついていきにくかった

という声がちらほら。

 

 

話すの速いのは気付いて無かった。

ポルトガル語に慣れて、思わずスラスラいきすぎてたんかなー。


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13時に全ての試験は終了。

 

 

ってことで、家に帰り昼飯。

 

 


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今日は家政婦さんが来てくれてた。

赤ちゃんは、少し肌が黒くなった気がする。

 

 

いやー洗濯してくれてるし水も汲んでくれるし、ホンマ有難い存在やわー(*´-`)

 

 

 

昼飯を終え、PCルームで引き続き報告書作成。

受験生もいなくなり静かになった学内。

 

特に仕事も来なかったので17時前に帰宅。

筋トレしたりダンスしたり。

 

 

明日からはしばらく首都。

先輩の最終報告聞いたり総会があったり。


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あとはお別れのカクテル「アディオスアミーゴ」作らなきゃー(*´-`)

 

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