モザンビーク 青年海外協力隊 PCインストラクター

青年海外協力隊として、モザンビークのナマーシャという村で活動してます!職種はPCインストラクターで、将来の小学校教諭に指導してます。 29歳名古屋出身の男です。 日々の出来事を書いていくので、アフリカのことを知りたい方は是非ご覧ください(^^)

初授業! 2018.8.27

ナマーシャに来て約3週間。


今日、ついに生徒に対して初授業を行いました!•̀.̫•́✧


この教員養成校、普通なら2年で学ぶカリキュラムを1年に詰め込んでいます。

そのため、生徒は朝7時から夜6時半まで、授業がたっぷりあります。

クラスはA〜Hまでの8クラスで、1クラス30名弱です。


今日は15:30から、50分ずつ3クラスに授業を行います。


…朝から早速トラブル。
なんと街全体が停電してます。

街が標高600メートルに位置し、村なのでインフラはあまり整っていません。
そのため、この3週間でそこそこ停電もありました。



だからって、よりにもよって授業初日に停電かよ!!



なかなか波乱の幕開けの予感です^^;
幸い、教室棟は別電源(蓄電かな?)があるようなので、何とかPCは使えます。
とはいえ、いつ切れるか分からないので、早く復旧してほしかったです(結局夜9時まで直らず)。


午前はPCルームを掃除し、共有フォルダの設定。
前任の方のやり方がよく分からず、下記の設定にしてみました。

①授業資料は教師フォルダに格納
②各PCから教師フォルダへのアクセス権付与
③そこにあるデータを開き各自名前を付けて保存。その後テキスト(Word)入力

一部ネットワークに入っていない、そもそも共有フォルダが無いクラスがあるなどバタバタしましたが、準備は完了。あとは生徒を待つのみ。


そして記念すべき最初のクラス。15:25開始です。
1時間前から椅子並べたり、座席表をプロジェクターで写したり。
f:id:NamachaPC:20180828052750j:plain

…しかし、15:25になっても1人も来ません。
「前の授業が長引いてるのかな?」
「もしかして、PCルームじゃなくて自分たちの教室にいるのかな?」

そう思い教室を覗きましたが、人っ子一人いません。


(´・ω・`)


何故?朝礼で授業やるって言ったよね?
…オレってそんな嫌われたのか!?
と不安でいると、男の子が3人来ました。

とはいえ、29人の内の3人。
とりあえず「前に書いてある座席表の通りに座って」と言いますが、どうやら見にくい模様。でも素直に従ってくれます。

結局、20分様子を見て、来たのは14/29。半分以下。
軽く意気消沈と混乱しつつ、まずは10分間自己紹介をしました。
自分の家族や地元名古屋、学生時代、社会人時代、趣味を話すと笑ってくれて、良い雰囲気です。

次いで共有フォルダからWord開いて、名前付けてから入力してねーと指示。

ところがどっこい、共有フォルダを理解していないらしく、
「他の人が開いています。本文を書く場合は、別名で保存してから」
と示してあるのに、
「先生、キーボード壊れてる!文字打てないよー」
と言ったり、名前付けて保存せずいきなり本文打ち込み始めたり…

指示難しいな〜おい。
でも一人一人、タイピングは遅くない。
共有フォルダの在り方を考え直さないと。


結局最初のクラスは時間が足りず途中で打ち切り。
次のクラスまで20分あるので、今度は教師フォルダにWordを全員分、1つずつアップします。

次のクラスも冒頭は10人程度。でも最終的に20人以上来ました。
でも、やっぱり共有フォルダがアカン。
自分の出席番号のWordを使ってねーと言ってるのに、半分以上がNo.1のWordを使用。
結果、入力できないーと言う声がわんさか。

最後のクラスも24人来てくれました。こちらも共有フォルダあんまり分かってなかったですが、一人一人周りなんとか皆入力完了。
あー良かったと思ってたら、皆他人のを開いて読むわ、勝手に追記するわでハチャメチャ。

中身を査定するつもりは無いから良かったけど、マジで資料管理どうしよ…。


でも最後に、
「授業面白かった。先生イイね!」
と言ってもらえて嬉しかった。


木金にまた授業があるので、何か策を講じねば。
なかなかやり方を掴むまで苦労しそうです( ;∀;)


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