日曜日 道端で
今日は日曜日。
8月8日からナマーシャにいますが、土日はお休み。
朝8時に起きて洗濯。強風で服吹っ飛ばされて一部無駄に(笑)
11時頃に、歩いて20分ほどのレストランへ行くことに。
日本の日曜日というと、家でのんびりする人もいれば、街に出かける人も。
そのため、外には人がいて、昼時のレストランは待ちが出ることもザラ。
じゃぁモザンビーク(村であるナマーシャ)はどうなのか?
…外には人がほとんどいない。
というのも、ナマーシャの90%はキリスト教で、日曜午前はミサ。その後は家で家族とのんびりするのが一般的らしい。
まぁ、外出てもカラオケとかレジャーないから、出掛ける意味も無いのかな^^;
てなわけで、人がほとんどいない晴れた道を1人でテクテク。
すると、反対方向からスーツを着た男の子(16-20歳くらいかな?)がやってきて話し掛けてきた。
ナマーシャの人は温和で、すれ違う度に「ボンディーア(おはよー!)」と挨拶を交わす。
ただ、この男は違った。
挨拶後に何か言ってきたけど、よく分からない。
ん?っと何度か聞き返すと、いきなり英語で
「Give me a money.」
…え?金っすか!?(笑)
まぁ当然あげる訳もなく、
「ごめん金無いんだー」
と言うと、特に顔色も変えず歩いていった。
ナマーシャは温かい村なので、まさか日曜昼の道端(しかもスーツ着てるので貧しく見えない)で金くれーと言われるとは思ってなかった。
レストランで昼食を取り帰路につくと、今度は5歳くらいの女の子2人(それぞれの親もいる)がニコニコしながら、
「Não tem agua!」
んー、「私は水がないの。」という意味なのか「あなた水あるー?」と聞いてきたのかは分からない。
でも、恐らくどちらにしろ水をくれって言いたかったんだと思われる。
そういえば、先週も家にいきなり女の子が来て、
「飲み物ちょーだい」
って来たな。思わずその時はジュースあげちゃったけど。
最近ここにいることに馴染んできたが、今日は改めてここがアフリカであることを感じる1日だった。
また、この国のインフラのために、自分には何が出来るのかと考えさせられた。
水道もままならないこの村では、インフラ整備をすれば生活は多分良くなる。とはいえ、きっとそんな金は無いし、作るにも時間がかかる。
その間にもしかしたら水が原因で死んでしまう人もいるかもしれない。
なら一人一人に手を差し伸べるべきだが、毎日女の子に水をやったりお金をあげたって事態は変わらない。
草の根ボランティアとして、パソコン以外に何が出来るのか、2年間で見つけたい。
追伸
お昼ごはんこんなんでしたー!
これで600Mt(1,200円くらい)となかなかのお値段。
味はそこそこ。店内客は、自分1人だけでしたー(笑)