モザンビーク 青年海外協力隊 PCインストラクター

青年海外協力隊として、モザンビークのナマーシャという村で活動してます!職種はPCインストラクターで、将来の小学校教諭に指導してます。 29歳名古屋出身の男です。 日々の出来事を書いていくので、アフリカのことを知りたい方は是非ご覧ください(^^)

訃報 2019.10.21(月)

昨日聞いた、生徒が死んだという情報。

果たしてこれは本当なのか?

 

 

朝出かけると、たまたまカウンターパートと生徒と遭遇。

どうやら生徒がパソコン室で作業がしたいらしい。

 

雑談をしながら学校へ。

すれ違う生徒たちの様子は、なんだか暗い感じがする。

 

一緒に歩いてる生徒に、

「何か皆元気ないねー」とふったら、

 

「皆話したくないんだよ」という返事。

聞くと、やっぱり土曜日に男子生徒が2名、亡くなったらしい。

 

 

PCルームで事務作業とポルトガル語勉強。

プリンター不調なので室内のLAN直し。

 

 

するとカウンターパートが来た。

これからPCルームで臨時職員会議をやるらしい。

・・・・なぜPCルーム?

 

 

先生や事務員に対し、校長・当日ナマーシャにいた先生から経緯を説明。

残念ながら亡くなった経緯は分からんかったけど、遺体は1人は家族の元に送られ、もう1人はまだナマーシャの病院に安置されてるらしい。

 

葬式には、それぞれのご実家の周辺に住んでる職員が行く模様。

 

 

 

・・・・本当に死んじゃったのか。

先生も生徒もいつもよりは口数少なくて大人しいけど、そんな実感はあまり沸いてこない。

 

 

軒並み、Tá triste(悲しい)と皆言ってる。

 

 

それ以降は特に何もなく、自分も昼食とってPCルームへ。

 


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再来週がラストの授業週なので、1人1人にこんな名札を準備中。

裏面には同じ内容・名前をポルトガル語で書いてる。

 

 

こんなものだけど、皆に日本のことを知ってもらって、オレの教え子として残るものを渡してあげたい。

200人分だから、そこそこ大変( ;´・ω・`)

 

 

 

生徒が数人来た。

皆、過去の欠席承認(風邪だった・他の先生から事務作業頼まれてたから、欠席扱いにしないで)のサインのため。

 

別に承認するけど、ホンマなのか?

ウソついてるようにしか聞こえない。

お前ら先生になる人間なんやろ?

 

 

 

校長が来て、資料の印刷をお願いされた。

先ほどの名札見て、自分も日本語知りたいというので、簡単な資料をプレゼント。

 

オレもシャンガナ語話すから、日本語も覚えてってほしいな(*´-`)

 

 

 

続いてシスターの先生。

亡くなった生徒の写真が欲しいらしい。

 

この人は土曜日旅行に行かず、事の詳細を知ってるらしい。

何故死んだのか聞くと

 

 

 

「それは、彼らに時が来たのよ」

 

 

 

 

なるほどねー。

キリスト教らしい考えやな。

 

皆悲しい言うてるけど、泣いてる人は見当たらない。

みんな、その時が来たって認識がどこかにあるのかな??

 

 

家に帰り、スープ作って夕飯食べて、筋トレとダンスしてフロ。

今日は風が強くて寒い。

 

 

はぁ、まさか本当に死んじゃったのか。

モザンビーク人の死に対する考えはちょっと分かったので、もうこんなことは起こらないでほしい。

 

ご冥福をお祈り致します。

 

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