電気の無い村 2019.10.02~03(水木)
水曜日は北部にある第3の都市、ナンプラで後輩隊員の活動見学。
ナンプラIFP(初等教員養成校)の付属小学校で、数学の授業。
中心街は栄えてるけど、ここは少し田舎気味。
朝礼に遅刻したのか、朝一で掃除をしてる生徒たち。
一次関数(比例)の授業。
分数が入ってくると正当率は急落。
授業は45分×2コマ。
遅刻したり、何故か外から覗いてたり、集中無くなってペンを噛んだり。
いやー小学校大変やわ( ;´・ω・`)
授業後軽く校内を散歩。
ナマーシャのIFPより遥かに広い。
そして1年制ではなく3年制。
学内にある巨大蟻塚。
触ったけどびくともしない。
たまたまPCルームを見せてもらえることに。
おー!
なかなかキレイ!
てかクーラー効いてるし!!(*´∀`*)
使っているキーボードは英語版。
今日Wordの授業をするらしいが、この先生(モザンビーク人)もイマイチ入力方法を理解できてないらしい。
ってことで、先日のJICAスタッフ研修のように指導。
パソコンにポルトガル語設定入れて、キーボードの対応表見せつつ、どうアクセントを入力するか説明。
んーなんとか分かってくれたかなー?
これを全員に指導できるのか分からんけども。
次いで、HPの作り方も知りたいというので、簡単にHTMLもお教え。
これは理解出来なかったかなー( ;´・ω・`)
次いで次いで、テレビモニターを使えるようにしたいと言うので、後輩と配線整備。
埃まみれで、壁にモニターがくっついてるのでなかなか挿せない。
一応できたけど、既にプロジェクターあるし、正直要らない気がする。
ウチも使ってないし( ;´・ω・`)
再び後輩の見学。
こちらは座標の授業。
生徒のノート。
青のボールペンが一般的。間違えても消せないので、効率悪そう。
空と雲が近い。
しっかし暑い( ;∀;)
メルカド屋上で昼食。
普通に美味しい。
その後は後輩と別れ、モナポという村へ。
運良くすぐシャパに乗れた。
ナンプラから約2時間。
同じくモナポのIFP近くで降ろしてと言ったのに、通りすぎてた運転手。
・・・そんなに知られていないのか(; ・`д・´)
校門へと続く道。
赤土で何も無い。
日本の援助で2015年頃に作られたらしい。
アメリカのボランティアが2人入り、その後日本人のボランティアが入ってる。
彼女は同じPCインストラクター・同じくIFPで活動する唯一の隊員。
こちらがPCルーム。
キーボードはポルトガル語対応。
しかし、このモナポIFPには1つ問題がある。
それは
電気が無い!!
いや、PC隊員なのに電気無いとか、指導できんやん( ;´・ω・`)
学校の電気代未払いが原因らしい。
何故そうなる( ;´・ω・`)
なので板書をしたり
紙の資料を作ったり折り紙を教えたり。
協力隊らしく活動してるっちゃしてるけど、でもまずは電気ある環境Mustやん( ;´・ω・`)
ここで1人活動してる彼女は、本当に偉いと思う。
水道も出ず井戸まで水を汲みに行き、夜は一切電気が無く真っ暗な中で懐中電灯だけで暮らしてる。
男のオレと任地変えるべきじゃね?( ;´・ω・`)
電気が無いので、夜は当然真っ暗。
19時には寝てるらしい。
学内にはこんな立派なバオバブの木が何本も立っている。
夕焼け時は幻想的になる。
学内はこんな感じ。
日本が建てただけあって、キレイで道もしっかり整備されてる。
でも、建てて終わりではなく、何かボランティア送る以外のサポートも必要じゃないかなー?
生徒の寮。
ここは1年制ながら、全校生徒が400人(ナマーシャの2倍)。
電気が無い故に星空はキレイ。
ナマーシャと良い勝負や(*´-`)
そんな環境で2日間泊めさせてもらった。
ご飯作ってくれて、風呂用の水を鍋と炭で沸かしてくれて、本当にありがとう(._.)
電気の無い生活の大変さを、改めて感じることが出来た。
木曜日はモナポ市内の別の隊員にも案内してもらった。
レストランで昼食。
提供まで1時間というのんびり感。
お釣をもらうのには20分。
先輩のお家
は電気もあって、水道も基本的には出るらしい。
あとは市内巡って配属先にご挨拶。
今は農家さんに農業支援をしてるらしく、基本的にバイクで走り回る日々らしい。
初代で活動が上手くいかないらしく、苦労されてるご様子。
んーーー皆大変な環境で頑張ってるんやなー。
オレもまだまだやれることは沢山あるはずや。
環境はそこそこ揃ってるんだから、頑張ろう!