モザンビーク 青年海外協力隊 PCインストラクター

青年海外協力隊として、モザンビークのナマーシャという村で活動してます!職種はPCインストラクターで、将来の小学校教諭に指導してます。 29歳名古屋出身の男です。 日々の出来事を書いていくので、アフリカのことを知りたい方は是非ご覧ください(^^)

もう好きにせぇ 2018.10.26

今日は早朝から首都に行き、会議だか講習だかに参加するらしい。



ってことで5時起き。眠い(__)
家を6時に出るので、コーヒーとパンで朝食。


すると5時半に同僚から電話。
「ウメ!おはよう!準備は出来たか?さぁ行こう!」


待ってくれ。まだコーヒーひと口しか飲んでねぇんだ(;_;

「ごめん、まだ着替えてないんだ。ちょうど朝飯食ってた所」
と伝えると、「分かった」とだけ言われ切られた。



仕方ないので急いで食べて着替え。
家は05:40に出発(20分前倒しかいな)



さて今から首都へ。
でもその前に、なんか書類でバタバタしてる。
何故当日朝に書類確認するねん(__)(__)


結局教頭と話したりで、出発は06:30。
朝食もっとのんびり出来たやん(/_;)



教頭カーに乗り、一緒に首都に行く男性教師1名+シャイシャイという更に北にある町へ行く女性2名と出発。


車内でいきなり、「ねぇ、ウメに来週の旅行のこと伝えた?」という会話に。



はい??寝耳に水ですよ???
すると男性教師が「あ、忘れてた」


頼むぜ(__)
どうも、来週の金曜〜日曜に、ビランクーロというビーチ(確か)に旅行しようぜーという案らしい。




え!めちゃ行きたい!
…しかし、そこはJICAの予定入ってるので不可(;_;
てか、金曜日授業あるよね…??

なのでその翌週に変更してもらうことに。
何人行くのか・何必要とか分からんけど、楽しみや!!





途中のボアネというま町で自分と男性教師は下車し、マシンボンボ(大型バス)で首都へ行くことに。


このマシンボンボ、シャパとは違い日本の市バスみたいな感じ。よって乗客が集まろうがなんだろうが、ひたすら走る。
そして、バスが止まると皆、我先にって押し合いへし合いで乗り込んで行く。


モザンビーク認定陽気で良い人が多いけど、こういった時は怖い。
でも、バス乗ったら「そこのカバンしょってる君!ここ空いてるから座りなよ!」と声かけてくれる人も。
他にも席譲る人もいるし。

なら乗車時も、おしとやかに行きましょうぜ^^;


首都でも別のマシンボンボに乗り換え。
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講習が行われるビルには9時に到着。
って、JICA事務所のすぐ近くだった(笑)


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この講習、月に一度開催されてるらしい。
マプト州(多分全国ではない)の教員養成校の先生が集まり、意見交換してるみたい。


今日は生徒の成績管理データベースについての話しらしい。
面白そうだからやりたいけど、どうやら皆乗り気では無さそう。てか9人しかいないし(・・;)


まぁデータベースも、分析しなきゃただのデータの山だからなー。てか、分析手法とかどんなんあるんやろ??


結局会は1時間でお終い。
その後は軽い朝食会があって、そのまま自然解散。
なかなか緩いな(笑)


会場にあった伝統工芸品。
ミニバージョン買いたいなー!
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ナマーシャに帰るため、マシンボンボ乗り場まで何故か30分徒歩移動。
シャパなら10分・10Mt(20円)で多分行けるのに。この分の経費は出なかったのが理由らしい。



さてシャパ乗り場はいつもと違い、baixaと言う所へ。
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ここはモザンビークで数少ない鉄道駅があり、乗り換えのマシンボンボも沢山止まり、近くには市場が広がっている。


よって、人が沢山集まるため、スリなどの犯罪も起こりやすい場所。
ここはまだちょっと怖いなーここで酒とか飲んでみたいけど。


ナマーシャ行きはなかなか来ず、まさかの1時半待ち。
その間他のマシンボンボは何台も来たけど、やっぱり乗車は押し合いへし合い。マジ怖いわ(¯―¯٥)

13:15にナマーシャ行きが到着。
何故かナマーシャ行きは皆律儀に並んで、一人ずつ乗車してた。やっぱナマーシャの穏やかさは特別なのか??
(2人割り込みして、めちゃブーイング受けてたけど)


このマシンボンボは市バスみたいな感じで、シャパの長距離バスとは感じがちょっと違う。
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車内はキレいで広い。立ち乗りスペースもある。
ただ、最終目的地のナマーシャまで、中々細かく止まる。
なので、いつもは1時間強の道のりが、2時間強かかってしまった(¯―¯٥)

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ナマーシャに着いたのは3時半。
ここから、怒涛の混乱が始まる。



まず、今日は13:30から校長とJICAスタッフが面会予定。
さすがに15:30では終わっていると思い、何気なくケータイをチェック。

するとJICAスタッフからメール有。
なんと、ナマーシャまで来たけど、校長不在で会えなかった。なので他の先生と話したとのこと。






えぇぇぇぇ???(・ัω・ั)
先週までは木曜面会予定だった。それを校長自ら金曜に変えてくれって言ってきたのに…。

JICAスタッフは「まぁよくあることだよ」と気にかけてないからまだ良いけど…約束守ろうべ(・ัω・ั)



そして、学校がやたら静かな事に気付く。
すると他の先生が

「あれ!ウメじゃん!なんで学校にいるの??朝出掛ける車、シャイシャイに行く女性と同じ車だから、もう今日帰ってこないんかと思ってたよ。」



いやいやちゃいまっせ^^;
てか誰がどこ行くか、まともに把握されてないのか。

そして「てか、FとHクラステストするの?ウメがシャイシャイ行ったと思って、週末だし生徒達ほとんど実家帰っちゃったみたいだよ?」











はい?
何それ?(*_*)



今日テストするってことは授業中アナウンスしたし、中止なんて一言も言ってない。

他の先生で似た事例があったのかもしれんけど、結局は勝手な自己判断で帰っちゃったんやん。



文化の違いやなー。日本ならアナウンスない限り来るやろ!




えー16:35から、4グループテストだけど、誰も来ない可能性あるの?



でももう16:00なので、とりあえず急いで準備。
各生徒の答案は作ってあるので、それを各パソコンに入れていく。


すると、生徒が8名ほどやってきた。
「先生、今日テストするんですよね? 早く受けて帰りたいので、今からやらせてください。」








あの、昨日からこのHクラスのワガママは一体何なん?
ある種合理的判断ではあるし、プライベートを大事にする文化ってのも分かるよ。


でもさ、何でもかんでも願望言ってればええの?
こっちにも準備あるねん。
てか当日言いに来るとか、そんなんどれだけ迷惑か考える事ないの??



まだ準備終わってないから無理なのでお断り。
16:35から始められるよう、データアップは何とか間に合った。
あと10分後にテスト開始。





でも、ふっと生徒席見たら、勝手に始めてる奴等がいた。


いやそりゃぁさ、「テスト開始時間まで、問題用紙は開くな」って言ってないさ。


でも、準備出来てないから今から始めるのは無理とも言ったよね?
日本なら、そこで開始時間まで待つけど、モザンビークは違うのか。

準備出来次第、始めちゃっていいのねーと解釈したのかな。






昨日からの大量のテスト日変更依頼
校長の予定すっぽかし
勝手に帰る生徒
勝手にテスト始める生徒




座ってる席もめちゃくちゃ。さっき用意した各個人の答案からもお構い無しで書き込んでる。




もうこのやり方ではコントロール出来ない。
考えるのも嫌になり、各パソコンで終了時刻を設定。


もう席コントロール不可なので、次のパートから各個人の答案用紙を使う方法は止め。
代わりに共有資料を用意し、それに各自名前を付けて保存させることに。




17:00からのクラスも相変わらず早めに来た。もうどうでもいいので、その場で始めさせた。

自分で名前を付けて保存にした途端、開く問題用紙分かんない・保存出来ないとかばっか。




こんなんが嫌だからちゃんと用意したのに。
なんなん、めちゃくちゃバカバカしいわ。


17:35からのFクラスは、29人中6人しか来なかったし。
HとFクラス、テスト受けてない生徒はどうすればいいの?

来週テスト解説の予定だけど、そこでテスト?
なら今日受けた生徒は??





なんか、この3日間凄い嫌なことばっかだった。
てか、やっと異文化ってことをはっきりと感じさせられた。


今まではモザンビーク人のフレンドリー・陽気さが目立ってただけだ。
こうやってテストやらルールになると、そのルーズさが顕著になる。

今回、自分はそこでなるべく相手のニーズを汲んであげようと、何だかんだテスト日変更を受け入れてしまった。




これを、全部ルールにのっとり一切認めないのも一案ある。
でも、まずは汲んであげたかった。空いてるパソコンあるなら、変更も一理あると思った。

結果、自分の首を締めてしまった。
ただのお人好しなんかね?あーどこで折り合いつけるかなー。


海外やもん。そりゃこんな経験あるさ。
ここで腐らず、現地文化と自分の価値観・今後歩ませるべき社会の価値観をすり合わせて、終着点を見つけなきゃ。
まぁ見つけるって言うより、自分で定めるだけやろうけどな。



あーこんな時日本語だったら色々言えるのに。
言語って大事やわー(¯―¯٥)


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